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乙武さん、ganzo(ガンゾ)店主・高田晋一から車椅子での来店を拒否されツイッターで非難 [乙武さんと高田晋一さんがツイッター上で・・・]

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本日(5月18日土曜日)、
作家として有名な乙武 洋匡(おとたけ ひろただ)さんが、
東京都中央区銀座にあるレストランで夕食を食べに行ったところ、
店側に入店を断られたということで話題を集めていました。

客の立場である乙武さんと、
レストランTRATTORIA GANZOガンゾ)の店長である
高田晋一さんとのツイッターでの一連のやりとりが
深く考えさせられる問題でしたのでご紹介します。

↓レストランGANZO(ガンゾ)の概観画像
WS000252.JPG


まず簡単に状況を整理すると、

乙武さんは予め店に予約をとって夕食を食べに行った。

店は2階にあり、エレベーターが2階に止まらないので
階段を使うしかない。

障害を持つ乙武さんは自力では階段に上れないので
店の人に手伝ってもらうしかない。

15分間1階で待っていた後、乙武さんのお連れの方に、
店のスタッフが「手が空いたので、いまから下に行きます」と言ったが、
店主の高田晋一さんがそれを押しのけてキッチンから1階まで出て行き、
「事前に連絡をいただかないと」と言って乙武さんの来店を断った。

高田晋一さんの対応に気分を害した乙武さんが、
ツイッター上で店を名指しして非難。
(乙武さん擁護派と反対派で様々な意見が飛び交い炎上)

高田晋一さんが
TRATTORIA GANZO (ガンゾ)の店長としてツイッター上で謝罪。

和解成立。

という流れになっており、
現在では無事に事態が収束しました。


↓レストランGANZO(ガンゾ)の店内画像
WS000251.JPG


しかしながら問題が完全に解決したわけではなく、
ネット上ではまだ意見の対立があります。

十人十色という言葉があるように、
価値観は人によって違いますので、
簡単に何が正しいと断定できませんが、
ここでは次に同じ問題が起こらないためにも
私が客観的な視点で第三者の立場から述べさせて頂きます。



前提としてあるのは、

・イタリアンレストランTRATTORIA GANZO (ガンゾ)が、
ホームページ上で「エレベーターが2階に止まらない」ということを
明記していたこと。

・12席 (カウンター6席、2人掛けテーブル×1、4人掛けテーブル×1)
という比較的狭いお店を、少人数のスタッフで回していたこと。

・人気のお店で、
土曜日の夜は忙しくなるということが想像に難くないこと。

・乙武さんは予約の際に車椅子での来店である旨を伝えていなかったこと。

この4点です。



以上を踏まえて高田晋一さんは、

「車いすなら事前に言っておくのが常識」
「他のお客様の迷惑になる」
「事前に連絡をいただかないと」
「忙しいから対応できない」

などの表現を用いて入店を断っています。



それに対し乙武さんの主張は、

「店主の対応には心が感じられなかった」
「接客業としてあんな物言いはないだろう」
「わざわざ1階まで降りてきたんなら
階段を上るのを手伝ってくれても良いのでは」

というもので、
「こんな経験は初めて、屈辱」だと述べていました。

(ここで乙武さんが腹を立てたのは
あくまで店長の態度だということに注意下さい)



この件に関し両者共に言い分があるとは思いますが、
私の私見としては、
どちら側にも相手を思いやる視点が
抜けていたのではないかと感じます。

こんなことを言うと何様かと思われるかもしれませんがあえて述べると、
お客である乙武さんにも落ち度があったのではないかと。

37年間生きてきた中で多くの経験があるはずですし、
日本社会における公共の場での振る舞い方などは心得ているでしょう。

事前に予約していたということは下調べはしていたということになりますので、
だったら、人の手を借りなければならない局面になることは
ある程度想定の範囲内だったかと思います。

ならば予約の時点で一言伝えておくことが
より理想的だったと思わざるを得ません。

仮にもし、ご老人夫婦が営んでいるようなお店だったり、
お店のスタッフが腰痛持ちの人だったりして、
それでも無理して階段を上るのを手伝えば、
最悪の場合転落の事故を招いてしまうことになるでしょう。

階段を上ることを手伝うという好意が
必ずしも良いとは限らないのです。

事故が起きてしまうと
周りのお客さん達もきっと気持ち良く食事などできませんから・・・


ですので、他人を思いやるという視点があれば、
恐らく違った結果になっていたんじゃないかなと。

↓レストラン(イタリアン,ダイニングバー,ワインバー)GANZO(ガンゾ)のお酒
WS000254.JPG


もちろん
TRATTORIA GANZO (ガンゾ)の店長
高田晋一さんを庇っているわけではありません。

そもそも乙武さんは
この方の態度に腹を立てていたわけですから。

このお店の人が普段どんな人なのかは知りませんが、
やはり接客業をしている以上、
お客さんにはできる限り丁寧な接客が求められると思います。

サービス業に限らず、どんな仕事であっても、
人を不快にさせるような表現は避けるべきです。

万人ウケするのは無理だとしても、
多くの人に満足してもらえるように
心がける努力だけは惜しまないで欲しいものですね。



まとめると
今回の件では車椅子どうこうの問題ではなく
お互いに他者への配慮が欠落していた部分があるので、
今後同じことが起きないように
一歩先を考えて行動・発言をしましょうということです。

それが乙武さん自信が望んでいらっしゃる社会であり、
一人ひとりがそういった視点を意識することよって、
本当の意味でバリアフリーになっていくのではないでしょうか。


私も色々と考えさせられ良い勉強になりました。
改めて身を引き締め、当サイトを訪れた人に
満足して貰えるよう努めて運営していきたいと思います。


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最後まで読んでくださってありがとうございました。

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